【青山】扇谷孝太郎『ロルフィング(R)に学ぶ、指導者のための「見る力」養成講座第鬼(呼吸・頭・脊柱・胸郭)』

  • TOKYOYOGA青山
  • バイオメカニクス

2015年5月19日、26日、6月2日、16日、23日(火)16:00-18:00


ヨガフェスタなどでも大変ご活躍されていらっしゃる扇谷孝太郎先生の「見る力」養成講座が5月よりいよいよスタートします。第鬼のテーマは「呼吸・頭・脊柱・胸郭」。
指導者として必要な身体の観察力「見る力」をロルフィング(R)の技術を利用して養ってきましょう。

「解剖学は学んだけれど実践でうまく生かせない」
「生徒さんの動きのどこに問題があるのかわからない」
「マニュアルどおりの言葉がけから脱して一人一人に合わせた指導がしたい」

そんな風に思ったことはありませんか?

そのために必要なことは、ただ筋肉や骨格の動きを断片的に覚えるのではなく、身体の中のつながりとしてアタマとカラダで理解すること。そして相手の身体との共鳴を感じることです。

例えば、前屈が苦手な人のハムストリング(太ももの裏側の筋肉)が硬いのはなぜでしょうか?

硬いところをストレッチして伸ばすという発想はケガのもとです。安全に効果的にその硬直をほどくためには、なぜそこが硬くなるのか、それは身体の他の部分とどのように関係しているのか、他の部位のどのような不具合を代償しているのか、、、を知らなければなりません。硬くなる原因は足の裏のアーチの不足にも、不十分な呼吸の動きの中にも、間違ったボディイメージや偏った生活習慣の中にも見つけることができるでしょう。

この講座では、ロルフィング(R)のムーブメントの考え方をベースに、ヨガの動きを分析し改善するための「見る力」を養います。
1コース5回の連続講座で学びます。それぞれのコースではテーマが異なり、継続的に学ぶことで総合的な動きを「見る力」を開拓して行きましょう。もちろん、気になるテーマのコースだけの参加も可能です。

クラスは講義、お互いの動きや姿勢の分析、機能解剖学の効果を体験するためのエクササイズ、Q&Aを中心に進行します。

★ 取り上げる内容は、参加者の理解度と学びの状況により変更することがあります。挟以降のテーマの順番は入れ替わる場合もあります。

★ 本講座は通常のヨガの講座ではなくロルフィング(R)というボディーワークやトラウマセラピーのコンセプトをベースに、機能解剖学とその実践方法を学ぶことに重点を置いた「身体の講座」です。またロルフィングの施術者養成コースではありませんのでご注意ください。


<2015年第鬼(呼吸・頭・脊柱・胸郭)>
日時:2015年5月19日、26日、6月2日、16日、23日(火)16:00-18:00
呼吸は身体の柔軟性を高めると同時に、故障を防止するために非常に重要です。呼吸のパターンと姿勢や動きとの関係について理解を深めていきましょう。呼吸に関わる部位として、頭部、脊柱、胸郭の解剖学と動きのコントロールについても学びます。

講座の全期間を通じて学んでいく、動きの分析のための基礎(トニックファンクション、プリムーブメント、知覚、イメージの役割、トラウマとリソースの活用など)にも触れていきます。これらのポイントは以降のコースにおいても、繰返し学んでいきます。

<2015年第挟(骨盤・体幹)>
骨盤底を中心に股関節と骨盤の動きに関わる筋肉群を活性化させることで、体幹の安定性を向上させていきます。安定性とは腹筋や背筋を固めることではありません。柔軟性の向上を伴わない体幹の強化はしばしば姿勢の悪化や故障の原因になります。姿勢や動きを安定させる筋肉と、パワーやスピードを引き出すための筋肉の使い分けを理解し、より精密な体幹の操作を身につけて行きましょう。

<2015年第郡(手・腕・肩)>
手のひらのドームを活性化することは、本来の腕や肩の動きを引き出すために欠かせません。指や手の使い方を間違っているために、肩や首に多くの障害が発生します。パソコンや携帯電話の過剰な使用が拍車をかけます。手から体幹への無理のない力の繋がりを生み出すため、その構造と動き方への理解を深めましょう。また、リーチ(伸ばす)/プッシュ(押す)といった感覚の使い分けについてもより深く学んでいきます。

<2015年第鹸(足・脚・股関節)>
身体を支える基礎である足の3つのアーチを整えることは、ヨガに限らず全ての身体動作にとって必須と言えます。外反母趾、開張足、偏平足、ハンマートゥなどによる基礎のグラつきは、O脚やX脚にとどまらず、腰痛や五十肩、内臓下垂などの障害となって表れます。足のバランスが改善するだけで、膝や股関節の柔軟性が向上し、立ったり歩いたりするときの姿勢も変化することを学んでいきましょう。

【参加対象】
ヨガ指導者およびヨガ指導者を目指す方。
(ピラティスなどの各種トレーニング、ダンサーなどの指導者も受講可能です)

【必要なもの】
・動きやすい服装
(無理なく身体を伸ばせるような服装でご参加下さい)
・筆記用具

【ロルフィング(R)とは?】
ロルフィング(R)(=Rolfing(R)・StructuralIntegration)(※1)はアメリカの生化学者アイダ・P・ロルフ博士によって開発された身体の再教育プログラムです。姿勢や動きを重力に調和させ、人間の持つ潜在的な可能性を引き出すことを目的としています。全身の筋肉や骨、内臓などをつなぐ筋膜と呼ばれる組織に、独特の手技によって働きかけ、それらが本来あるべき位置と状態に戻していきます(※2)。同時に、ロルフムーブメントと呼ばれるエクササイズを通して身体の動きと感覚への気づきを深め、ケガや不調の原因となる基本動作の偏りを修正します。その結果として、不調の改善だけでなく、スポーツやダンス、ヨガ、武術、歌唱などのパフォーマンスの向上に役立ちます。
※1 ロルフィング(R)は米国TheRolfInstiuteの登録商標です。
※2 本来、ロルフィングの施術はマンツーマンで10〜12回かけて行われます。この講座では、ロルフィングにおける身体や動きに対する考え方の一部を使って、グループでできるエクササイズとしてアレンジした内容をご紹介します。

インストラクター紹介

扇谷孝太郎/おおぎやこうたろう

米国Rolf Institute公認ロルファー。
故・演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に参加。
以後、からだへの気づきを手がかりに人間の可能性がひらかれることに魅せられ、ロルファーとなる。現在、東京(目白)と神奈川県(鎌倉)を拠点にロルフィング(R)やクラニオセイクラル、トラウマケアの個人セッションを行う。各地でヨギやダンサー向けの体験的解剖学のクラスを開講中。

2001年 米国The Rolf Institute公認ロルファー
2001年 クラニオセイクラルプラクティショナー
2005年 米国The Rolf Institute公認ロルフムーブメントプラクティショナー
2009年 フランクリンメソッド公認level1インストラクター
扇谷孝太郎HP

持ち物

・動きやすい服装(無理なく身体を伸ばせるような服装でご参加下さい)
・筆記用具
・ノート

スケジュール / 費用・定員

定員:10名(最少催行人数:6名)

スケジュール 事前店頭振込

【一般】扇谷孝太郎「見る力」養成講座

2015年5月19日、26日、6月2日、16日、23日(火)16:00-18:00

38,570円
(38,570円)
38,570円
(38,570円)

※キャンセル待ちの表示がある場合は満席のクラスです。お申し込みをしていただければキャンセル待ちの予約となり、空きができた際に先着順でTYGよりご連絡を差し上げます。

場所

TOKYOYOGA青山

費用について

早期割引価格 33,334円(税抜)/ 36,000円(税込)*3月20日までのお申し込み 終了いたしました
一般価格   35,720円(税抜)/ 38,570円(税込)

  • 銀行振込
    本日より5日以内に下記にご参加費用をお振込ください。
    (開催日5日前を過ぎてのお申し込みは至急お振り込み願います。)
    振込手数料はご負担いただいております。ご了承ください。

    【振込み口座】
    三井住友銀行 渋谷支店 普通口座 9098955
    (株)TYG
    (カ)ティーワイジー