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【11/9(土)・11/10(日)・11/23(土)・11/24(日)】古典ハタ・ヨーガの世界〜理論と実践(渋谷開催・オンライン・アーカイブ受講可)

通常価格 ¥88,000

税込み

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【11/9(土)・11/10(日)・11/23(土)・11/24(日)】古典ハタ・ヨーガの世界〜理論と実践(渋谷開催・オンライン・アーカイブ受講可)

講座内容

関連情報

講師紹介

参加者の声

こちらの講座は【RYT300プログラム】対象講座です。

受講した人全てが「古典ハタ・ヨーガの継承者」になってもらうことを目指す本質的なハタ・ヨーガ講座です。

ヨガの真の深さと豊かさを知っていますか?
現代では単なるエクササイズとして認識されがちなヨガですが、その背後には深遠な哲学と歴史があります。

本講座ではヨガの起源から現代のハタヨガに至るまでの思想的発展を紐解きながら、古典的なハタ・ヨーガの理論と実践を学びます。

本講座の特徴は単に行法を学ぶだけでなく、それぞれの技法の背後にある確固たる理論や理屈を解説することです。
なぜその動作をするのか、なぜその呼吸法を行うのか、全てに明確な理由があることを学びます。

講座を通じて受講者は「古典ハタ・ヨーガの継承者」となることを目指します。

ヨガの真髄に触れ、その深遠な世界を探求する旅にぜひご参加ください。

【講義内容】

1.ヨガの思想史:ヴェーダの神話からウパニシャッドの哲学、そして仏教の影響まで

2.インド哲学と世界観・身体観の学習

3.ハタヨガの様々な行法の理論と実践:
 ・アーサナ(体内の意識ラインの覚醒と身体を通じたそれのコントロール)
 ・プラーナヤーマ(プラーナの回路の構築とそこに意識をシンクロさせるテクニック)
 ・バンダ(体内のエネルギーラインの方向づけと誘導)
 ・ムドラー(意識、エネルギー、プラーナの操作における‘流れ’や‘集中’以外の‘結び目’概念の導入)
 ・タントラ式瞑想(様々なイメージングテクニック)
 ・ヨーガニドラー(リラクゼーションとは全く逆の、身体、意識両面からあらゆる構造や仕組みを抜き取って完全な擬似的かつ象徴的な死を目指すテクニック。知ってる限りのシャヴァアーサナやヨーガニドラーとは全くの別物)


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【講師からのメッセージ】

現代で一番メジャーで誰もがヨガといったらこれでしょ?というイメージをもたれているハタヨガ。色んな奇妙なポーズをとることによって健康増進や体力アップ、体型維持やアンチエイジングが見込めるエクササイズと思われがちだが、なんか精神的なメリットなんかもあるらしい。筋トレするとポジティブになれる的な?

あなたの住むマンションのエレベーターに、ある時「B1」のボタンがある事に気がついたとしよう。そのボタンを押して地下一階の扉が開くと、そこには広大なショッピングモールが広がっていた。「なんだ、買い物ここですりゃよかったんじゃん」食料品、家電、雑貨・・その日からあなたの生活は一変する。。そんなわけあるかい!というツッコミもありそうだが、でもそういうことってたまにあるわけです。

あなたは今まで気づかなかったヨガのエレベーターの「B1」に、広大な王国が広がっていることをご存知でしょうか?

ハタヨガのあの奇態なポーズをとる方法論は、ある時突然大発明として登場したわけではありません。チャクラとかナーディとかプラーナなんてのも、誰かが発見したり発明したわけでもありません。そういうのが誕生するためには、インド思想史というかヨガ史的な身体観や世界観の発展の積み重ねがあったわけです。

今回の一連の講座では、先ず最初にヴェーダという古い時代の経典の神話からウパニシャッドと呼ばれる哲学の始まりを通して、最終的に仏教の影響を受けて「身体を通して心の作用をコントロールする」ハタヨガの考え方が成立するまでの思想史、哲学史的な流れを紐解いていきます。

その過程で流れの上にあるインド哲学各種もを学んでいき、世界観や身体観のひとつの到達点としてハタヨガに辿り着き、そこから古典的なハタヨガのありとあらゆる行法・・アーサナ、プラーナヤーマ、バンダ、ムドラー、タントラ式瞑想、ヨーガニドラーなどの理論の解説と実践をおこなっていきます。

これら全てには確固たる理論や理屈が存在します。

現代のヨガは「由来が失われてやり方だけが伝承され謎なまま行われている村の奇祭」のようになっていますが、太陽礼拝があの手順になっているのにも、ヨガの前屈(パシュチモウッターナ)が近代的な前屈とやり方が全然違うのにも、ねじりのポーズが本当はねじりではなく全く違う意図があることにも、鼻だけで呼吸するのにも、片鼻づつを抑えながら呼吸するのにも、吐くほうだけを意識する呼吸があるのにも、そもそもアーサナによって呼吸をする穴を変えていくのにも、実際のところムーラバンダってどうやるのかにも、何故ジャーヌシルシの形が「ムドラーの王」なのかにも、そして、本当のヨーガニドラーが、なぜ一瞬たりともリラックスできないほどガチガチの内容と順番と決まりを守らなきゃならないのかにも、全て明確で明快な理由が存在します。

「よくわからないけどなんか昔からそういうふうにやる事になってるみたい」なんて行法は一つもありません。今回はコースの時間内にできるだけそれらの解説と実習を詰め込んで、受講した人全てが「古典ハタ・ヨーガの継承者」になってもらうことを目指します。


【受講時に必要な物】
動きやすい服装、タオル、飲み物、ヨガマット

【RYT300認定講座】RYT300の認定講座です。
TOKYOYOGAでRYT300(RTY500)の取得を目指す方は、合計6時間がカウントされます。

岸川卓巨

ヨガを本格的に始めたのは1995年ごろ。初めてのインド渡航は1997年。格闘技の補助トレーニングとして学び始めたがすぐにヨガの方がメインになる。以来インド往来は30回ちかくに及ぶ。

インド行き過ぎが嵩じたのか、近年は外務省のODAの一環(ソフトコンポーネント)でもインドに派遣されている。

シヴラム・ダス・ニールカント・ババジ、ヨーギ・ヴィシュヴケトゥ、スワミ・ヨガナンダ・サラスワティ・マハラジにヨーガを学ぶ。唯一存命のヨーギ・ヴィシュヴケトゥの元には今でも毎年1~2ヶ月は篭って色々と学んでいる。その他にも数多くのヨーガ行者をつまみ食いし知識や小ネタや蘊蓄を蒐集。

ヨーガを伝えんとする時のテーマは「太古の墓から掘り出されたミステリアスでロマンチックで荒唐無稽とも見えそうなヨガの体系を、現代的な知見に置き換えて説明する事はせず、掘り出したまんまの姿で唯物主義者、科学信奉者、合理主義者含めた‘すべての人に’納得させること。

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