「なんだか背中や胸が窮屈で、深呼吸しても息が入らない…」
「良い姿勢や正しい呼吸を意識すると、かえって身体が固くなってしまう…」
ヨガの練習や日常の中で、そんな風に感じたことはありませんか?
このシリーズでは、呼吸と背骨の動きを通して、あなた自身の身体感覚を丁寧にひも解いていきます。
ロルフィング®や筋共鳴®のコンセプトをつかって、ふだん何気なく行っている呼吸や姿勢を見つめ直し、自分の内側や周囲の環境との「調和」を目指すソマティックなアプローチです(全2回・単発でのご参加も可能です)。
第1回目は、身体の仕組みを分かりやすく知ることからスタートします。
呼吸法の使い分けや、しなやかな「背骨のS字カーブ」を取り戻す体験を重ねながら、呼吸をつかうことで姿勢や身体の感覚がどのように変化していくのかを、体感・検証してみましょう。
多彩な呼吸法の使い分けを深く味わうことで、日々のヨガのプラクティスが、より豊かな探求の時間へと変わっていくでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーー
◆ ソマティックなアプローチとは?
「ソマティック(Somatic)」とは、身体を外側から見たときの単なる「物体」としてではなく、「内側から生き生きと感じられる、主観的な命そのものとしての身体(Soma)」として捉える考え方です。
ただ形を整えるのではなく、内側からの感覚に耳を澄ませることで、自分や日常の景色がパッと新しく感じられるようになる。
そんな「身体を探求する楽しさ」を味わうのが、ソマティックなアプローチです。
◆ なぜ「呼吸」と「背骨」に着目するのか?
呼吸は「生き方」そのもの
呼吸は、身体のすべての活動を支える根っこです。「どのように呼吸しているか」は、わたしたちが「日々どのように過ごしているか」と深く結びついています。
呼吸の質が変われば、姿勢や歩き方なども自然とスムーズになり、穏やかで落ち着いた感覚が生まれます。呼吸を感じることは、自分の身体の可能性を開く最初の一歩です。
呼吸のしかたで、背骨の動きがめざめる
息の吸い方・吐き方によって、背骨のリズムや動きやすさは大きく変わります。
無駄な緊張を手放して自然な軸をつくるための基本の呼吸(鼻吸い・鼻吐き)に加えて、背骨全体のバランスをしなやかに整える過程では、「鼻で吸って口で吐く」「口で吸って鼻で吐く」といったアプローチも役立ちます。
息のスピードや声の響き、お腹のサポートなどを組み合わせることで、呼吸によって身体がほぐれていく面白さを体験できるでしょう。
背骨のS字カーブがもたらす「大地のサポート」
背骨のS字カーブが整うと、無理に筋力で支えなくても「骨で立つ」感覚や「大地のサポートを感じる」安定感が生まれます。
余分な力が抜けて重力に自然と身を委ねられるようになると、歩き方や立ち振る舞いがしなやかになるだけでなく、日常をより軽やかに、いきいきと過ごせるようになります。
◆ 身体の気づきから、新しい自分へ
筋共鳴®の視点から見ると、「呼吸」は私たちが思っている以上の精巧さで、姿勢や歩き方、エネルギーのめぐりと深くつながっています。
この奥深く不思議なメカニズムを体感し、日々のヨガや生活に取り入れることで、身体は根本から変化していきます。
それは、自分の身体との付き合い方だけでなく、人とのコミュニケーションや日常の過ごし方にまで波及していくでしょう。
自分の身体の不思議さと可能性をじっくり味わう180分。あなただけの身体の可能性を、一緒に探求してみませんか?
<予定しているトピックス>
・ソマティック・アプローチとは(フェルトセンス、エンボディメント)
・呼吸の基本と体感(酸素のめぐりと姿勢を保つメカニズム)
・呼吸法の比較(鼻吸・鼻吐/鼻吸・口吐/口吸・鼻吐/口吸・口吐など)
・呼吸を使った背骨のS字カーブ調整ワーク
【受講時必要なもの】
・
【筋共鳴(R)とは?】
筋共鳴®(※1)とは、遠く離れた位置にある筋肉同士が、互いに共鳴するように、同時に緊張や弛緩をする現象であり、それを活用した身体調整システムです。
その法則を理解することで、ストレッチや筋力トレーニングを効果的に行うことができます。また、ヨガや武術、バレエなどの「型」の意味を理解する上でも役立ちます。
※1 筋共鳴®は扇谷孝太郎の登録商標です。
【ロルフィング®とは?】
ロルフィング®(=Rolfing®StructuralIntegration)(※2)はアメリカの生化学者アイダ・P・ロルフ博士によって開発された身体の再教育プログラムです。
姿勢や動きを重力に調和させ、人間の持つ潜在的な可能性を引き出すことを目的としています。
全身の筋肉や骨、内臓などをつなぐ筋膜と呼ばれる組織に、独特の手技によって働きかけ、それらが本来あるべき位置と状態に戻していきます(※3)。
同時に、ロルフムーブメントと呼ばれるエクササイズを通して身体の動きと感覚への気づきを深め、ケガや不調の原因となる基本動作の偏りを修正します。
その結果として、不調の改善だけでなく、スポーツやダンス、ヨガ、武術、歌唱などのパフォーマンスの向上に役立ちます。
※2 ロルフィング®は米国The Rolf Instiuteの登録商標です。
※3 本来、ロルフィングのセッションはマンツーマンで10~12回かけて行われます。この講座では、ロルフィングにおける身体や動きに対する考え方のエッセンスを使って、グループでできるエクササイズとしてアレンジした内容をご紹介します。
【RYT500の認定講座】RYT500の認定講座です。
TOKYOYOGAでRYT500の取得を目指す方は、合計3時間がカウントされます。
扇谷 孝太郎(おおぎやこうたろう)
1995年、演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に出会い、身体と表現についての探求を始める。
2001年、ロルファーの資格を取得し公務員から転身。現在は、恵比寿にてロルフィング®を中心に、クラニオセイクラルやソマティック・エクスペリエンス(トラウマセラピー)などの個人セッションをとおして、クライアントの身体と心のバランス回復と成長をサポートしている。
呼吸や感覚、イメージの活用を独自の視点でまとめた「動くための解剖学」は、ダンサーやヨギなど、高度な柔軟性と身体バランスを必要とする人々から高い支持を得ている。
また、筋共鳴®の原理を見出し、その成果を施術やセルフケアに役立ててもらうため、普及に力を入れている。
・米国The Rolf Institute認定アドバンストロルファー
・米国The Rolf Institute認定ロルフムーブメントプラクティショナー
・クラニオセイクラルプラクティショナー
・ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー
扇谷孝太郎HP
https://www.rolfing-jp.com
・漠然と理解していたものが、ワークを含め細かく説明していただいたので、理解が深まりました。ありがとうございます。
・扇谷先生の講座内容には毎回驚かされます。
受講する度に身体全体を丸ごと使うことがカラダの調整につながるのだと感じています。
・扇谷先生の講座は数回受けています。いつもヨガやストレッチのレッスンに役立つことばかりでとても参考になっています。
・初めての参加でしたが、何よりも扇谷先生のお人柄が良くて安心して受講することができました。
質問しやすい雰囲気や、お一人お一人に対しとても丁寧にご指導くださった事が何よりで、遠方から行った甲斐がありました。
一つのテーマで3時間の講座もあっという間でしたが、体と頭で理解するにはちょうどいい時間かもしれません。
また違うテーマにも参加してより体の不思議をもっと感じていきたいと思いました。
・扇谷先生の講座を持続的に参加させて頂き、理解が深まってきたように感じます。