【こちらの講座は2/20(その1)、2/25(その2)との連続講座です】
★このシリーズは全2回の講座です。単発でのご参加も可能ですが、連続で受講されるとより多角的に理解を深められます。
「筋共鳴®」とは、離れた位置にある特定の筋肉同士が、距離を隔てていても同時に緊張したり弛緩したりする身体のメカニズムです。このメカニズムを用いて姿勢や動きを調整するコンディショニング法として活用されています。
筋共鳴についての理解を深めることで、私たちの身体の動きや姿勢をより効率的に、そして自然に改善することができます。
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今回のテーマは「眼の筋肉」です。
眼球を動かす筋肉はとても小さく、普段は意識されることのない存在ですが、実は姿勢や呼吸、重心のコントロールなど、身体全体の動きに驚くほど大きな影響を与えています。
一例を挙げると、ダウンドッグのポーズで踵が床から浮いてしまうような足首の硬さは、眼の筋肉の緊張と密接に関連しています。
この講座は、眼の動きと身体全体の関係性を筋共鳴の視点から理解し、ヨガの実践に活かすための2回シリーズ講座です。
眼の基礎的な解剖学から始まり、
・一つ一つの眼の筋肉(外眼筋)の役割や、
・それぞれがどこの筋肉と共鳴しているのか、
・どのようにポーズに影響を与えているのか、
・そのメカニズムをどのように活用していくのか、
までを、エクササイズとヨガのポーズを体験しながら学んでいきます。
眼の使い方を意識することで、呼吸がより深まり、ヨガのポーズの安定性が増し、柔軟性も向上します。さらに、日常生活における眼精疲労の予防や、メンタルヘルスの改善にも役立ちます。
この講座はこんな方にオススメです。
・ヨガのパフォーマンスを向上させたい方
・姿勢や動作の改善に興味がある方
・筋共鳴のメカニズムを学びたい方
・眼の健康やメンタルヘルスへの影響に興味のある方
【予定しているトピックス】
<その1:「眼と呼吸の関係性」>
目の解剖学の基礎から学び、外眼筋(眼球を動かす6つの筋肉)と呼吸筋の筋共鳴のメカニズムを理解します。呼吸を整えるヨガのポーズやエクササイズを実践しながら、効果的な眼の使い方を学びます。
・目の基礎解剖学
・外眼筋と呼吸筋の筋共鳴メカニズムの理解
・呼吸を深めるためのヨガのポーズ・エクササイズと眼の活用法
<その2:「眼と四肢の柔軟性・安定性」>
外眼筋と四肢の筋共鳴のメカニズムについて学び、眼からの肩、股関節、足などの関節への影響や重心との関係、ヨガのポーズにおける柔軟性を高めるための眼の使い方を実践します。
・外眼筋と四肢の筋共鳴メカニズムの探求
・眼の姿勢や関節の可動域への影響
・ヨガのポーズにおける効果的な視線の使い方
※ 当日の状況により内容が一部変更になる場合があります。
【必要な物】
・ヨガマット
【筋共鳴(R)とは?】
筋共鳴®(※1)とは、遠く離れた位置にある筋肉同士が、互いに共鳴するように、同時に緊張や弛緩をする現象であり、それを活用した身体調整システムです。
その法則を理解することで、ストレッチや筋力トレーニングを効果的に行うことができます。また、ヨガや武術、バレエなどの「型」の意味を理解する上でも役立ちます。
※1 筋共鳴®は扇谷孝太郎の登録商標です。
【ロルフィング®とは?】
ロルフィング®(=Rolfing®StructuralIntegration)(※2)はアメリカの生化学者アイダ・P・ロルフ博士によって開発された身体の再教育プログラムです。
姿勢や動きを重力に調和させ、人間の持つ潜在的な可能性を引き出すことを目的としています。
全身の筋肉や骨、内臓などをつなぐ筋膜と呼ばれる組織に、独特の手技によって働きかけ、それらが本来あるべき位置と状態に戻していきます(※3)。
同時に、ロルフムーブメントと呼ばれるエクササイズを通して身体の動きと感覚への気づきを深め、ケガや不調の原因となる基本動作の偏りを修正します。
その結果として、不調の改善だけでなく、スポーツやダンス、ヨガ、武術、歌唱などのパフォーマンスの向上に役立ちます。
※2 ロルフィング®は米国The Rolf Instiuteの登録商標です。
※3 本来、ロルフィングのセッションはマンツーマンで10~12回かけて行われます。この講座では、ロルフィングにおける身体や動きに対する考え方のエッセンスを使って、グループでできるエクササイズとしてアレンジした内容をご紹介します。
【RYT500の認定講座】
RYT500の認定講座です。
TOKYOYOGAでRYT500の取得を目指す方は、合計3時間がカウントされます。
扇谷孝太郎(おおぎやこうたろう)
1995年、演出家竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」に出会い、身体と表現についての探求を始める。
2001年、ロルファーの資格を取得し公務員から転身。現在は、恵比寿にてロルフィング®を中心に、クラニオセイクラルやソマティック・エクスペリエンス(トラウマセラピー)などの個人セッションをとおして、クライアントの身体と心のバランス回復と成長をサポートしている。
呼吸や感覚、イメージの活用を独自の視点でまとめた「動くための解剖学」は、ダンサーやヨギなど、高度な柔軟性と身体バランスを必要とする人々から高い支持を得ている。
また、筋共鳴®の原理を見出し、その成果を施術やセルフケアに役立ててもらうため、普及に力を入れている。
・米国The Rolf Institute認定アドバンストロルファー
・米国The Rolf Institute認定ロルフムーブメントプラクティショナー
・クラニオセイクラルプラクティショナー
・ソマティック・エクスペリエンス認定プラクティショナー
扇谷孝太郎HP
https://www.rolfing-jp.com
・漠然と理解していたものが、ワークを含め細かく説明していただいたので、理解が深まりました。ありがとうございます。
・扇谷先生の講座内容には毎回驚かされます。
受講する度に身体全体を丸ごと使うことがカラダの調整につながるのだと感じています。
・扇谷先生の講座は数回受けています。いつもヨガやストレッチのレッスンに役立つことばかりでとても参考になっています。
・初めての参加でしたが、何よりも扇谷先生のお人柄が良くて安心して受講することができました。
質問しやすい雰囲気や、お一人お一人に対しとても丁寧にご指導くださった事が何よりで、遠方から行った甲斐がありました。
一つのテーマで3時間の講座もあっという間でしたが、体と頭で理解するにはちょうどいい時間かもしれません。
また違うテーマにも参加してより体の不思議をもっと感じていきたいと思いました。
・扇谷先生の講座を持続的に参加させて頂き、理解が深まってきたように感じます。